2013年09月08日

障害を乗り越える?

寝る前にちょっと徒然なることを。

「障害を乗り越えて」という表現がされることがありますが、僕はこの言葉は好きではありません。というか、はっきり言って嫌いです。障害は乗り越えるものではないし、克服するものでもないと思うんですよね。

たとえば、パラリンピックで金メダルを取ったアスリートが、「障害を乗り越えて頑張りました!」って言うと思いますか? 僕は、障害のある人として頑張ったんじゃなくて、ただ単にアスリートとして頑張っただけだと思うんですよね。まあ百歩譲って、そういうことをいう障害のある人もいるかも知れません。しかし、同じことを障害のない人が言うのは、障害というものをマイナスなものと決めつけ、上から目線で言葉を発しているように思えてならないのです。

確かに、障害があると、できないこともあるし、不当に差別されることもあります。大変なこともあるでしょう。だけど、本当の生きにくさは、そうやって植えつけられた、“可哀想な障害者”というイメージではないでしょうか? まあこのあたりは、24時間テレビ批判にも通じるものがあるんですけど。

僕のまわりには、わざわざ障害を乗り越えなくても、生き生きと暮らしている障害のある人がたくさんいます。世界100ヶ国以上旅してる人や、語り芸やダンスをしている人、大学の先生などなど。みんな個性的で、人としての魅力があって、とても力強く生きてます。

「障害を乗り越えて」というのではなくて、障害のある人とない人(この分類も好きではありませんが)のあいだにある壁を取りのぞき、本当のソーシャルインクルージョンな未来を作っていけたらいいなあと思います。

とまあ、そんなことを改めて考えたんですが、こんな僕の考え方って間違ってるのかなあ。

---------------------------------------
ブログランキングにご協力ください! 
↓ ここをポチッとクリックいただければうれしいです。
人気ブログランキングへ
posted by ぜん at 23:43| 奈良 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 徒然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/374289167
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。